トトの忘備録

こんにちは。見に来てくださってありがとうございます。これは、管理人トトの日々の忘備録です。

映画「この世界の片隅に」

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ずっと前から観たかった作品がとうとうprimeで観れるようになりました。
こうの史代さんのマンガが原作になっています。


世界大戦真っ最中の中、広島に住んでいたすずと言う女性が呉にすむ周作に嫁ぎ生活をしていくお話です。
お義母さんが足を悪くしたが故、急いでしてた嫁探し。でも、周作は小さい頃出会った時、すずちゃんに好意をもってたからお嫁さんに選んだとのこと。
嫁ぎ先は優しいお義父さん、お義母さん、ちょっときついお義姉さんと姪のはるみちゃんがいて。家事はもちろんすずちゃんの役目。
このすずちゃん、割とのんびり屋でマイペース。悩みもありながら、ニコニコと戦時中を生活しています。
この映画は戦時中でありながら、日常の幸せをほのぼのと描き出してて。
周作とすずの夫婦としての信頼関係の変化とか、恋の描写もみていてキュンキュンする
ここに水原君という、すずの昔の少し意識していた男性もちらりと出てきたりして。
まぁ夫婦お互いラブラブだから、実際は何もないんだけどお互い気遣いながら生活してると、本音を言えない。そこで水原君というスパイスですよ。
水原さんは水平でお国のために戦う人。最後のお休みですずに会いに来るわけですよ!
周作も嫉妬しつつ、すずを知らぬ土地に連れてきた負い目と軍人の最後の休暇の意味を噛み締めながら、水原君のもとにすずを行かせるっちゅー、なんとも言えない行動を取ってしまう。
でも、それにすずちゃん怒るわけです。
「水原さんとこんな風に夜を迎えれたらと望むことはあった、けど私はあの人に怒ってる、水原さんごめん」と。
水原君も「お前が普通のことに謝って、普通のことに怒ってるのみて安心した。そのままでいてくれ」って幼なじみのまま船へ戻るわけですよ✨
このシーンはいつ見ても切なく、それで安心できる (/_;)
お見合い結婚でありながら、夫を愛し、そして家族と過ごし、すずは戦時中生きていくわけです。
このあとすずは命と同じくらい大事なものを失います。それでも生きていかなければならず自分の居場所を見失ってしまう。でその中で周作をはじめ色々な人に関わり、居場所を見いだしていく。
今までなんとなく流されていきてきたすずにとっては、自分の意志で周作のもとで生活していくことを決めた。
このようにすず自身の成長物語でもあるわけで。
見ていて癒されつつ、元気を貰える。明日も笑おうって思える映画でした。


人生トップ5には入る映画です。是非見てほしい!以上(笑)